東北の方言でお酒をなみなみと注ぐことを、「もっきり」と言っていました。語源は「盛り切り」だったようで、コップから溢れる程度に注いでもらった酒をこぼれないように、手より先に口からコップに近づいてすすったものでした。こういう大切にしたいと思っている日本のお酒をおいしくいただきたいものです。 |
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■純米大吟醸酒/雋 蔵人の酒 純米吟醸 |
山田錦35%(雋)40%(蔵人の酒純米吟醸)40%(巌鷲山)精米し贅を尽くした純米大吟醸、蔵元のこだわりのある酒造りから生まれた鷲の尾酒蔵きっての最上級の商品です。純米ならではの旨味と、吟醸香が高く優雅で気品にあふれた風味は、まさに日本酒の芸術品です。 |
■吟醸酒/蔵人の酒 北山酒経 しぼりたて吟醸 巌鷲山 雪の鼓 |
山田錦35%(巌鷲)40%(蔵人の酒吟醸、しぼりたて吟醸)吟ぎんが50%(北山酒経)を、精米し醸した吟醸酒です。搾ってすぐ壜詰めされ、独得のフルーティな香りと、端麗な味わいが特徴です。アルコール度数がちょっと高めの飲み応えのあるお酒です。 |
■純米酒/北窓三友 翔鷲 陸羽 |
県産米を使用し、お米の旨味を生かして醸した酒造り、熟成し、ふくよかで濃醇な味わいに、すっきりした酸味がめりはりを付けてくれる純米酒です。酒米の中には、鷲の尾本田にて、無農薬栽培した酒米も一部使用し、こだわりの有る純米酒を造っています。 |
■本醸造酒/雄飛 里の幸 しぼりたて原酒 |
県産米を使用し醸した芳醇旨口の本醸造、本醸造では珍しい旨味のある柔らかな甘口タイプのお酒です。 |
■蔵の舞/地元限定の蔵の舞 |
地元の農家、酒販店、消費者が蔵元と一緒になって企画から仕込までかかわった地元限定の特別純米酒です。純米酒らしいコクと口当たりのやさしいふくよかな味わいになっています。 |
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■原酒 |
発酵が終わって熟成した醪は濾した後、割水もしくは加水調整をしない清酒を原酒といいます。 |
■生酒 |
加熱処理もしくは火入れを一度もしない清酒を生酒といいまが、劣化しやすいので冷蔵保存する必要があります。 |
■生貯蔵酒 |
火入れをしないで貯蔵し、製造場から移出する際に火入れした清酒のことをいいます。 |
■樽酒 |
木製の樽で貯蔵して木の香りの付いた清酒のことをいます。 |
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■甘辛度 |
清酒の甘辛の度合いを示す値のことで、清酒のブドウ糖濃度と酸度から計算されます。
人間が酒を甘い辛いと感じる感覚を7段階に分けています。 |
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※当店では、おおざっぱにわかりやすく5段階に表示してみました。 |
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■標準的用語として分類してみると |
日本酒を楽しむ温度についても、味わいの好みも人それぞれです。酒がまろやかすぎて甘いと思ったら、冷してキリっとした味わいにして、楽しんでみるのはいかがでしょうか? |
熱 燗 |
50度前後 |
香りはシャープに、味わいはキレがよくなります。 |
上 燗 |
45度前後 |
香りがきりっと締まり、味わいは柔らかくなります。 |
ぬる燗 |
40度前後 |
香りが最も大きくなり、味わいにふくらみがでます。 |
人肌燗 |
37度前後 |
米や麹の香りが引き立ちサラサラとした味わいです。 |
日向燗 |
33度前後 |
香りが立って、なめらかな味わいです。 |
冷 や |
常 温 |
室温での状態をそのままで召し上がる場合です。 |
涼冷え |
15度前後 |
井戸水などで冷やします。フルーティーさが感じられます。 |
花冷え |
10度前後 |
「冷や」と区別するために「冷やして」などともいいます。 |
雪冷え |
5度前後 |
いわゆる冷蔵庫でキンキンに冷やしたものをいいます。 |
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※温度を上げると、舌に感じられる酸味が下がり、旨味が上がります。熱燗にするほどコクと深みを持った味になり、また辛さを感じるようになります。 |
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