
東北の方言でお酒をなみなみと注ぐことを、「もっきり」と言っていました。語源は「盛り切り」だったようで、コップから溢れる程度に注いでもらった酒をこぼれないように、手より先に口からコップに近づいてすすったものでした。こういう大切にしたいと思っている日本のお酒をおいしくいただきたいものです。
※当店では、おおざっぱにわかりやすく5段階に表示してみました。
| 熱燗 | 50度前後 | 香りはシャープに、味わいはキレがよくなります。 |
|---|---|---|
| 上燗 | 45度前後 | 香りがきりっと締まり、味わいは柔らかくなります。 |
| ぬる燗 | 40度前後 | 香りが最も大きくなり、味わいにふくらみがでます。 |
| 人肌燗 | 37度前後 | 米や麹の香りが引き立ちサラサラとした味わいです。 |
| 日向燗 | 33度前後 | 香りが立って、なめらかな味わいです。 |
| 冷や | 常温 | 室温での状態をそのままで召し上がる場合です。 |
| 涼冷え | 15度前後 | 井戸水などで冷やします。フルーティーさが感じられます。 |
| 花冷え | 10度前後 | 「冷や」と区別するために「冷やして」などともいいます。 |
| 雪冷え | 5度前後 | いわゆる冷蔵庫でキンキンに冷やしたものをいいます。 |
温度を上げると、舌に感じられる酸味が下がり、旨味が上がります。熱燗にするほどコクと深みを持った味になり、また辛さを感じるようになります。